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共有ストレージ・モデル
ストレージ・アーキテクチャ解説のためのフレームワーク

リビジョンの履歴
日付 改訂者 コメント
2001年2月23日 Wayne Rickard,John Wilkes 第1草稿
2001年3月8日 Wayne Rickard,Garth Gibson
Dave Anderson,David Black
第2草稿、テクニカル・カウンシルからのレビュー・コメントを反映。
2001年3月9日 Wayne Rickard 第2草稿、pdfバージョン、マイナーな変更のみ。
2001年4月3日 John Wilkes 第3草稿、大幅に変更。
2001年4月28日 Wayne Rickard 第3草稿(2回目)、SNIA理事会からのレビュー・コメントと第1回公開レビューを反映。このリビジョンは、4月のSNWでの配布用に準備された。
2001年5月14日 John Wilkes 5回目のリビジョン。不一致部分の統一とグラフィックの差し替え。
2001年6月5日 John Wilkes 法律用語の訂正

利用条件

SNIA(Storage Networking Industry Association)は、この文書の使用者が下記に述べる条件に応諾して合意する場合に限り、この文書を下記に述べる方法で使用することを許可します。

  1. 使用者は、この文書を、(完全な形で)複製、配布、または公開できます。使用者がこの文書を複製、配布、公開する場合、著作権、所有権に関する注意書き、および本条項を削除することはできません。
  2. また、使用者は、この文書の全体または一部を、記事および本を含む(ただしこれに限定されない)他の文書または著述に転載することができます。
      使用者が上記の方法でこの文書を使用する場合には、SNIAがこの文書のすべての内容について著作権を保持していることを示す著作権表示と、SNIAがこの文書の使用を使用者に許可していることを示すクレジットをはっきりと入れる必要があります。
      使用者は、この文書またはこの文書の内容について著作権の登録を行うことはできず、またそれに限らず、いかなる所有権または占有権も主張できません。
      また、使用者は、本条項を前提として、他の人がこの文書を使用することを制限することはできません。
  3. いかなる形でこの文書を使用する場合も、この文書の内容を改正、変更、または修正することはできません。ただし、この文書内の図を使用する場合には、以下のような限定的な図の変更を行うことができます。
    1. 図に示されているコンポーネントを含むまたは関連する製品(計画中または仮定の製品も含む)の配置または相互関係を示すために十分な必要性がある場合のみ。
    2. 図、共有ストレージ・モデル、またはその他の関連する提案、調査、分析についてコメントを付けたり説明する十分な必要性がある場合に、図の中にテキストの注釈を付ける変更。
    3. 図、共有ストレージ・モデル、またはその他の関連する提案、調査、分析についてコメントを付けたり説明する十分な必要性がある場合に、相互関係、関連、グループ化、部分的な集合を示す簡単な注釈記号(矢印、円、またはその他の幾何学図形)を加える変更。
  4. 使用者は、上記第3項で許可された図に対する変更を行う場合、変更、および変更が使用者の責任において行われたものであるということを十分に示す明白な注意書きを付ける必要があります(上記第2項で要求される注意書き以外に必要となる)。
  5. 上記以外の場合、使用者は図に対して以下のようないかなる変更も行うことはできません。
    1. SNIA共有ストレージ・モデル自体の変更(この文書で説明されているとおり)。
    2. SNIA共有ストレージ・モデルが本来対象としていない製品またはアプリケーションを網羅するように、モデルを拡張する変更(この文書で説明されているとおり)。
    3. 図の大部分を削除するなど、いかなる方法であれSNIA共有ストレージ・モデルを誤って伝える変更(この文書で説明されているとおり)。
  6. さらに、SNIAが使用者またはその製品、サービス、コンテンツを承認、後援、関連しているかのように示唆する方法でこの文書を使用することはできません。
     SNIAからの明白な書面による事前の許可がない限り、使用者はこの文書を転載するか、この文書に基づくか、この文書からの引用を使用して、提供する製品、サービス、コンテンツを承認または宣伝するために、「Storage Networking Industry Association(ストレージ・ネットワーキング・インダストリー・アソシエーション)」または「SNIA」の名前を使用することはできません。
     ただし、本条項は、SNIA加盟企業がSNIAのメンバーであることを表示する権利を妨げるものではありません。

この文書は、いかなる表明および保証もなしに、「現状のままの形で」提供されます。また、SNIAは、商品性、特定の目的への適合性、所有権、または権利の非侵害に関する黙示の保障、および/または実行、取引、商業上の使用の過程で発生する黙示の保証を含めて(ただしこれに限定されない)、いかなる明示または黙示の保証をも一切行いません。

  いかなる場合でも、SNIA、SNIAのメンバー、この文書の著者または寄稿者は、この文書の使用者に対して、この文書の使用によって生じる直接的、間接的、偶発的、付随的、特別、懲戒的、懲罰的を含む全ての損害に対して(たとえ、このような損害が予測可能であったり、損害の可能性について告知を受けていた場合でも)、このような損害に対する要求がいかなる契約、保証、不法行為(怠慢または無過失責任を含む)、製造物責任、その他の責任理論に基づいていようとも、一切責任を負わないものとします。

  使用者は、この文書の使用によって生じる、またはいかなる方法であれこの文書の使用に関連する、妥当な額の弁護士費用、コスト、および費用を含めて(ただしこれに限定されない)、すべての第三者のクレームまたはその他の責任からSNIA、SNIAのメンバー、この文書の著者または寄稿者を免責し、擁護し、被害を及ぼさないことに合意します。

  個人または企業がこの文書を保持および/または使用することは、上記の条項および上記以外の方法でこの文書を使用しないことに合意することを意味します。明示的に与えられている場合を除き、すべての権利はSNIAが明示的に保持するものとします。

  この文書を上記で許可されている以外の方法や目的のために使用する場合の許可、あるいは許容可能な図の変更についての説明は、snia-td@snia.orgに電子メールを送信して要求できます。その場合には、要求を行う個人および/または企業の身元を示す情報、使用の目的、種類、範囲についての簡単な説明をお送りください。

エグゼクティブ・サマリー

  共有ストレージ・アーキテクチャには単一でシンプルなモデルが存在しないため、「SAN」や「NAS」などの用語に人為的な意味が付加されたり、ときには恣意的に意味付けされる場合があります。SNIA テクニカル・カウンシルは、基盤となる設計、製品、インストール環境にかかわらず、ストレージ・システムの機能層と特性を把握するためのフレームワークを作成しました。SNIA 共有ストレージ・モデルは、従来からあるネットワーキングのOSI の7 層モデルと非常によく似ており、一般的なストレージ・アーキテクチャを図解して説明するために使用できると同時に、提供されるサービスの種類、相互運用性の必要な箇所、および実現可能なアーキテクチャの長所と短所を明確に示すことができます。SNIA 共有ストレージ・モデルはアーキテクチャについての解説ですが、このモデル自体がアーキテクチャではありません。製品のように購入できるものではありません。つまり、規定を策定することによって解説を試みようとするシステムであり、その努力を求める要請とも言えます。

  SNIA 共有ストレージ・モデルは、「構築」することはできません。また、このモデルが解説するアーキテクチャ間で価値判断が表明されるわけではありません。それぞれのアーキテクチャを比較し、共通の用語を使用してそれらを語ることができるようにするものです。たとえば、「仮想化」という用語は、ここで説明する統合、マッピング、命名の各機能の一部またはすべてを表すために使用されることがあります。ストレージ業界では、この「仮想化」という用語についての正確な意味がはっきりしていないため、SNIA 共有ストレージ・モデルではこの用語をあえて使用していません。その代わりに、SNIA 共有ストレージ・モデルの各層でそれぞれの意味について説明し、その意味に対して適切な用語を採用しています。このように「アーキテクチャ用語」を統一することによって、ベンダは製品が提供する差別化要因についてより適切に説明でき、顧客はより適切な製品を選択して体系的に構成できるようになります。ここで初めて、共通なソリューション間での比較対照が可能になります。
 この文書では、以下の事項について説明します。

  • SNIA 共有ストレージ・モデルの背景と適用範囲
  • SNIA 共有ストレージ・モデルの説明
  • SNIA 共有ストレージ・モデルがどのように使用されるのかを説明するために、さまざまな既存のシステムにモデルを採用した例

謝辞

  SNIA 共有ストレージ・モデルは、SNIA テクニカル・カウンシルの努力を集結したものです。さまざまなバックグラウンドや展望を持つストレージ業界のシステム設計者たちの考え方をまとめてあります。この努力が実ったのは、SNIA 参加企業の協力によるものです。
  これらの企業の支援によって、システム設計者たちは、この文書の策定と見直しに自らの時間と知識を提供することができました。SNIA の理事会は、この目的のために設立されたグループの各メンバー、ならびにメンバーを後援してくれた各企業にお礼を申し上げます。

主席執筆者、プロジェクト・リーダー
John Wilkes(Hewlett Packard 社)
共同執筆者共同執筆者David Black(EMC 社)
Harald Skardal(NetApp 社)
SNIA
テクニカル・カウンシル
議長、編集者、寄稿者
Wayne Rickard(Gadzoox Networks 社)
SNIA
テクニカル・カウンシル
寄稿者
Dave Anderson(Seagate Technology 社)
Jim Carlson(IBM 社)
Garth Gibson(カーネギーメロン大学)
Kevin Phaup(HighGround Systems 社)
David Thiel(Compaq 社)

また、SNIA テクニカル・カウンシルは、プロジェクトを成功に導くためにSNIA 共有ストレージ・モデルに特別な貢献をされた以下の方々にも敬意を表します。

  • Paul Massiglia(Veritas 社)
  • Paul Borrill(Veritas 社)
  • Andrea Westerinen(Cisco 社)
  • Brad Stamas(StorageTek 社)

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