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サマリー(ILM:情報ライフサイクル管理)

  現在のデーターセンタは、構成機器の種類、数が膨大となり、その規模と複雑性が増大している。コスト面から見ると、機器調達コストよりも管理コストが大きくなっている。その理由は取り扱う技術が多岐にわたり、マルチベンダの製品群を運用管理すつ必要があること、そして取り扱うデータ量が急増していることにある。この問題点を根本的に解決するための新しいアプローチとして注目されているのが、ILM(Information Lifecycle Management:情報ライフサイクル管理)である。

  ILMを実現するためには、ITインフラストラクチャの設計、導入、自動化、運用を標準規約ベースで行うことが重要となる。この標準規約は、ビジネス(業者)要求とITインフラストラクチャの橋渡しをすることを含むものでなくてはならない。ILMのアプローチポイントは、

  • 標準ベースであること
  • ビジネス要求によるポリシーの決定
  • 運用コストを最低限に抑えて、ビジネスの敏捷性を向上させること

となる。

  2003年から2004年にかけて、IT関連各社からILMに関する概念やソリューションが紹介されているが、SNIAでは米国フェニックスで2004年春に開催されたStorage Networking World/Spring 2004以降、標準化を推進している。その過程ではDMTFやITILなどの標準化団体との連携をとりつつ、詳細な技術検討を行っている。

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